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MUSIC


物心ついた頃から、家の中には常に音楽が流れていました。
そんな環境で育ったので、今でも家にいる時は常に音楽を聴いています。
音楽に関してはあまり好き嫌いがなく、
洋の東西を問わず、ポップス、ヒップホップ、R&Bはもちろんのこと、
ブルースやジャズ、民俗音楽やクラシックにいたるまで、
あらゆるジャンルのものを聴きます。
なのでここでは、その中でも特にお気に入りのものだけ
厳選してご紹介したいと思います。


◆邦楽◆
アーティスト名 アルバム名 コメント
EGO-WRAPPIN' 『色彩のブルース』
『Night Food』
FMラジオで流れているのを初めて聴いた時、ビビッときました。昭和歌謡っぽい感じとジャズの要素が絶妙にからまりあって、独特の世界を築き上げています。パワフルで日本人離れしたボーカルも最高。中でも「色彩のブルース」という曲は名曲。必聴です!
平井 堅 『LIFE is・・・』 デビュー当時から好きなのですが、持っているアルバムは何故かこれだけ。メロディーも素晴しいのですが、切なくなるような甘い歌声にメロメロです(笑)。アップテンポの曲、バラード、どちらも聴かせてくれます。ちなみに母(66歳)も大ファン(笑)。
UA 『AMETORA』 彼女の独特の歌声が好きです。のびやかでいて情熱的。「UA」という言葉はスワヒリ語で「花」と「殺す」という意味を持つそうですが、彼女の音楽世界にはまさにそれが内包されている気がします。
橋本 一子 『D.M.』
『Je m'aime』
この人を知っている人はあまりいないかも知れません。私自身も、何がきっかけだったのかよく覚えていないのです。このアルバムは89年と90年にそれぞれにリリースされたものですが、多分今は入手困難でしょう。
この人の無機質な声とアンニュイな雰囲気は記憶の中の夏を呼び覚ますよう。あちらこちらに散りばめられた英語や仏語の響きが洒落ていて、今聴いてもちっとも色褪せない感じです。
三井はんと大村はん 『ほんまかいな』 関西が誇るブルースユニット。ちなみに中身はめっちゃコッテコテです(笑)。多分、関西人にはウケるでしょうけれど、それ以外の人は引いてしまうのではないかという気がします。でもワザは職人という感じ。可笑しくてちょっとエッチで、そしてそこはかとない男の哀愁が漂っていて中々聴かせてくれます。
「ミックスモダン・ブルース」という曲が笑えて好き。愛すべきアホな曲です(笑)。


◆洋楽◆
アーティスト名 アルバム名 コメント
MAXWELL 『NOW』 とにかく音がかっこいい。彼の包み込むような甘いファルセットにうっとりします。その美しさには崇高感すら感じるほど。友人曰く、「官能的なのに決して下品ではない」。まさにそんな感じがします。
「THIS WOMAN'S WORK」を聴いて感動のあまり泣きました。名曲です。
BRIAN McKNIGHT 『superhero』 スローバラードな曲がたくさん入っていてとても私好みの一枚。落ち着いた美しいメロディーに心が癒される、そんな感じの音楽です。
BABYFACE 『love songs』 彼のバラードがたっぷり堪能できるベストアルバム。まさに珠玉のバラード集です。洗練されたメロディーと歌声が何だかおしゃれな気分にさせてくれます。恋人とのドライブに聴くのに好いかも知れません。
TONY RICH 『WORDS』 CD屋さんでたまたま目に留まって、何気なく買ってみたら大当たりだった一枚です。日溜まりの中でうつらうつらするような和やかな雰囲気が全体に漂っていて、聴いていると幸せな気分になれます。でも同時にそこはかとない淋しさも併せ持っていて、それがまた好い感じ。
TALKING HEADS 『STOP MAKING SENSE』 中学から高校にかけてトーキング・ヘッズの音楽をよく聴いていました。これは私が一番最初に聴いたアルバム。どのアルバムも好きですが、どれか一枚、と言われるとやっぱりこれを選んでしまいます。84年頃にリリースされたこのアルバム、20年近く経った今でも私には新鮮に聴こえます。他の何物にも例えられない独自の音楽は、まるで底無し沼のようで、一度はまると抜け出せない感じ。
SNOOP DOGGY DOGG 『DOGGYSTYLE』 今はSNOOP DOGGと名前を変えているHIP-HOPアーティストのデビューアルバム。弟に勧められて聴いたのが始まりだったのですが、脳天にガツーンと衝撃を喰らった感じでした(笑)。言葉が分からないので何を言っているのかは勿論理解不能なのですが、何やらキワドい雰囲気はガンガン伝わってくる感じ。ディープな世界に酔い痴れそうです。1993年にリリースされたものですが、未だに凄いと思える一枚です。


◆JAZZ◆
アーティスト名 アルバム名 コメント
DEE DEE BRIDGEWATER 『KEEPING TRADITION』
『live at Yoshi's』
『This Is New』
  他多数
彼女の歌声を初めて聴いたのは、某FM局の「JAZZ CLUB」という番組で流れていた、「ALL OF ME」という曲でした。それが私にとっては、凄く前衛的なアレンジに思えました。それに機関銃のようなスキャット・・・衝撃的でした。それ以来、すっかり彼女の歌声のトリコになってしまいました。明るくてパワフルで、そしてチャーミングな彼女の歌声を聴いていると、体の底から元気が湧いてくる気がします。ダイナミックな彼女の歌声に魂が揺さぶられる感じ。
好きというよりもう、崇拝してると言った方が正しいかも(笑)。
ちなみに、私が最初に衝撃を受けた「ALL OF ME」という曲は、『in montreux』というアルバムに収録されています。
MILES DAVIS 『'ROUND ABOUT MIDNIGHT』 ジャズ界の帝王、マイルス・デイビスの代表的アルバム。50年代のモダンジャズを代表する作品でもあるそうです。解説には、「これを聴かずしてジャズは語れない」と書かれていますが(そうなの?)、やはりそれだけ凄いアルバムなのでしょう。私的には真夜中に部屋の灯りを暗くして、ひとりでしんみりと酔いながら聴きたい一枚です。クールで渋い彼のトランペットの音色にシビれます。
TILL BRONNER 『BLUE EYED SOUL』 チェット・ベイカーの再来とも評されているドイツのトランペット奏者の、2002年にリリースされたアルバムです。これは友人が勧めてくれたのですが、すっかりハマってしまいました。ジャズのベースに、ファンクなどの要素も絶妙にミックスされた新しい感覚の音楽です。ひたすらかっこいい。オススメの一枚。
SHIRLEY HORN 『YOU WON'T FORGET ME』 この人も、某FM局の番組で知った女性ヴォーカリストです。ピアノの弾き語りでしっとりと繊細な歌声を聴かせてくれる人です。このアルバムも前述のマイルス・デイビス同様、真夜中にしんみりと聴きたい感じ。そのマイルス・デイビスがゲストとしてトランペットを吹いている「YOU WON'T FORGET ME」という曲が一番好きです。


◆クラシック◆
作曲家名など 曲名など コメント
ラヴェル (全部好きです) 初めてラヴェルに出会ったのは高校生の時。「水の戯れ」というピアノ曲を発表会で弾く事になったのがきっかけです。難解な譜面に四苦八苦しましたが、でもその経験のおかげでラヴェルの素晴らしさに目覚めました。
有名な交響曲「ボレロ」も好いのですが、私はどちらかというとピアノ曲や歌曲の方が好きです。ピアノ曲『夜のガスパール』の一曲目、「水の精(オンディーヌ)」の、盛り上がり部分を聴く度に感動のあまりナゼか泣いてしまいます。そしてこれは他の曲全部に言えることですが、ラヴェル特有の不協和音が、もう、この世のものとも思えないほど美しい旋律を奏でていてうっとりしてしまいます。聴いていてちょっとメランコリックな雰囲気に浸れるのがたまりません。
J.S.バッハ 『無伴奏チェロ組曲』 中世ルネッサンス音楽とかバロック音楽とかの古い時代のクラシックが特に好きなのです。バロックの中ではバッハは文句なしに好き。ただ、曲数が半端じゃないので、まだほんの一部しか知らない状態ですが・・・『無伴奏チェロ組曲』は休日の昼下がりのお茶の時間によく聴いている曲です。ゆったりと優雅な気分になれます。
SYLVIUS LEOPOLD WEISS 『ARS MELANCHOLIAE』
(CDアルバム名)
友人から借りて以来、大好きになってしまったWEISS(多分ヴァイスと読むのだと思うけれど自信がない)のリュート曲集です。とっておきの休日におうちでゆっくりと耳を傾けたい感じ。
余談ですがこのアルバムでリュートを弾いているJOSE MIGUEL MORENOさんの風貌がとても魅力的で好きです・・・
ジョン・ダウランド 『リュート曲集』
『リュート歌曲集』
これも休日の昼下がりのお供によく聴いています。ダウランドはバッハよりもさらに古く、16〜17世紀頃の人です。ダウランドの音楽には何ともいえない憂愁感が漂っていて、聴いていると心が静かに静かになってゆきます。リュートの響きがまた、よりメランコリックな雰囲気を醸し出しています。
ベートーベン ピアノソナタ
『月光』『悲愴』『情熱』
実を言うと、ベートーベンはそんなに好きではないのです。ベートーベンに限らず、バロック以降のクラシックにはあまり食指が動きません・・・(ラヴェルは例外)。でも、この三大ピアノソナタだけは何故か好きです。ただ、くつろぎたい時に聴くには不向きで、もっぱら内職する時限定で聴いています(笑)。←ナゼに?
boys air choir
(アーティスト名)
『blue bird』
(CDアルバム名)
ボーイズ エアー クワイアは、聖歌隊のトップソリストを集めてロンドンで結成された少年合唱団。・・・という事は何にも知らずに、思わずジャケ買いした一枚であります。→くわしくはコチラ
これが生身の人間の声なのか?と耳を疑うほど清らかで美しい響き。聴いていると心が浄化されるようです。陳腐な言い方ですが、まさに“天使の歌声”という表現がぴったりです。ボーイソプラノの、その寿命の短さもまた魅力のひとつなのかも知れません。


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